MacBookを選ぶ場合に妥協しなければならない点の1つが、全体的な処理能力だ。
MacBookに搭載されているIntelの「Core M」プロセッサは、電力効率が可能な限り高くなるように設計されており、冷却ファンが必要ない。ただし、その電力効率には代償もある。Core Mシリーズの処理能力は、現在MacBook Airに搭載されているIntelの「Core i5」「Core i7」プロセッサに遠く及ばない。
平均的なユーザーにとって、速度の差は認識可能なレベルかもしれないが、生産性が落ちるほどではないだろう。しかし、「Photoshop」や「iMovie」などのアプリでマルチタスキングをする場合は、動作の遅さがもっとはっきり感じられるかもしれない。
MacBook Airの標準的なシルバーのカラースキームと異なり、新型MacBookはiPhoneや「iPad」「Apple Watch」と同じカラーバリエーションが用意されている。その気になれば、MacBookのカラーをゴールド、ローズゴールド、スペースグレイ、シルバーから選んで、自分のiPhone、iPad、Apple Watchに合わせることもできる。
コンピュータのカラーは全体的な性能に一切影響しないが、自分の好きなカラーのノートブックを持つことに心惹かれるなら、MacBookを選ぶといいだろう。
MacBookの筐体内部のスペースには、重ねられたバッテリが1mmも余すことなく詰め込まれており、Appleはそのことを誇りに思っている。この設計のおかげで、約10時間のウェブ閲覧が可能とされている。
比較的サイズの大きい13インチMacBook Airは、MacBookのバッテリパフォーマンスを2時間上回る大型のバッテリを搭載しており、合計12時間のウェブ閲覧が可能だ。両モデルとも、長い勉強会や通常の外回りを乗り切るには十分なバッテリ持続時間だろう。とはいえ、頻繁に外で使う人にとっては、この2時間の差が非常に大きな意味を持つかもしれない。
先ごろの製品刷新により、13インチMacBook Airは8Gバイトのメモリと128Gバイトのストレージが搭載され、999ドルで販売されている。MacBookのベースモデルもメモリは8Gバイトだが、ストレージ容量は2倍の256Gバイトで、価格は1299ドルだ。
MacBookのトラックパッドには、Force Touchが搭載されている。これはApple Watchや「iPhone 6s」でも採用されている機能だ(ただし、「3D Touch」という別の名称)。
MacBookのトラックパッドをさまざまな強さで押すと、使用中のアプリに応じて、「OS X」で追加のメニューやアクションが表示される。例えば、「Mail」アプリでリンクを強めにクリックすると、リンク先のウェブページのプレビューウィンドウが開く。この機能はまだ、MacBook Airシリーズには採用されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス