新型「MacBook」は、単に「MacBook Air」の外観を魅力的にして性能をアップデートしたモデルではない。大幅にアップデートされた機能やスペックもあれば、開発の過程で犠牲になった機能(ポートなど)もある。
新しいMacBookの購入を検討していて、この2つのモデルを比較している人は、本記事で紹介する主な違いに注目してほしい。
3.5mmヘッドホンジャックを除けば、MacBookのポートはUSB Type-Cポートしかない。充電や同期をするのにも、アクセサリを接続するのにも、使うのはこのインターフェースだけだ。
したがって、例えば外部モニタと「iPhone」に同時に接続したいなら、Appleの79ドルのアダプタが必要になる(MacBook向けのUSB Type-Cアダプタは、もっと安価なサードパーティー製品も販売されているが、レビューは賛否両論なので、サードパーティー製品は慎重に選んだ方がいいだろう)。
ポートの数に関しては、MacBook Airの方がはるかに多い。2基のUSBポート、1基の「Thunderbolt」ポート、充電用に1基の「MagSafe 2」ポートを搭載する。このように豊富なポートがあり、カメラを同期して、iPhoneを充電し、外部モニタを使用しても、まだポートが余る。
「Retina」ディスプレイを搭載するApple製品は増え続けているが、MacBook Airはその流れから取り残されている。MacBook Airは、11インチモデルも13インチモデルもスクリーン解像度がRetinaより低い。13インチモデルの解像度は1440×900だ。
MacBookの方が、はるかに解像度が高い。その12インチスクリーンは、解像度2304×1440のRetinaディスプレイだ。
疑問に思っている人のために説明しておくと、確かに目に見える違いがある。ピクセル数が多いため、文字がくっきりと表示され(目にもやさしい)、画像は細かい部分まで表現され、色も鮮やかだ。もっと簡単に言えば、どんなものでも、Retinaディスプレイで見た方がきれいに見える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス