サムスンは米国時間4月27日の開発者カンファレンスで、スタンドアロンの仮想現実(VR)ヘッドセットをリリースする計画を認めた。このヘッドセットはポジショントラッキング機能を搭載し、スマートフォンから独立して動作するという。
新しいヘッドセットは、「Gear VR」のアップグレードになる予定で、現在は開発段階にある。発売可能になる時期は、今のところ不明だ。より高価な「HTC Vive」や「Oculus Rift」は既に、スマートフォンから独立したスタンドアロンデバイスとして動作することが可能であり、その点は指摘しておいた方がよいだろう。
サムスンの研究開発部門を率いるInjong Rhee氏は、手やジェスチャーのトラッキングにも取り組んでいると述べている。
「われわれのモバイル端末を必ずしも必要としない、ワイヤレスの独立したVR端末に取り組んでいる」と同氏はVarietyに語っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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