「Android」向け「Gmail」アプリで、全Android搭載端末を対象に「Microsoft Exchange」がサポートされた。従来、「Nexus」端末など一部の端末に限定されていた。
Exchangeが新たにサポートされたことで、Android搭載端末上で仕事とプライベートの電子メールのやりとりにGmailを使いたいと考えていたユーザーにとって、障害が取り除かれた。
Android版Gmailは1年ほど前から、YahooやHotmailなどGoogle以外のアカウントのメールの送受信が設定できるようになっており、これによって同アプリは電子メール管理ツールとしての機能が拡充されている。とはいえ、Exchangeアカウントのサポートはこれまで限られていた。
従来、Microsoft Exchangeサーバを使用する業務用の電子メールアドレスが利用できたのは、Googleのサポート記事に記されているとおり、Nexus端末のほか、「Android 5.0 Lollipop」以降が動作する一部の端末に限られていた。
新しいExchangeサポートが古いニュースのように聞こえるのも、こうした状況が理由になっている。前回の発表当時、Android版Gmailに加わったExchangeサポートが全Android搭載端末を対象としていると誤解されたためだ。
Googleはブログ記事に、「今後は、ユーザーが『Google Apps』、Exchangeのどちらを使用しているかを問わず、あらゆるAndroid端末上でGmailアプリを使ったメールの送受信が可能だ」と記している。
Exchangeのサポートは、Android版Gmailアプリに対するアップデートとして、数日以内に「Google Play」で提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス