Googleがメモアプリ「Google Keep」をアップデートし、「Chrome」拡張機能が追加されたほか、「Android」との統合についても改良を行った。また、「Inbox by Gmail」もアップデートされ、イベントとニュースレターの経過を追いやすくなった。
Keepは「Evernote」やMicrosoftの「OneNote」と同種のアプリで、アイデアやリストをはじめとする各種アイテムを手早くメモすることを基本コンセプトとしている。
拡張機能経由によるChromeとの統合、さらにはAndroidとの連携強化により、GoogleはKeepのユーザーベースのさらなる拡大を目指している。Keepの拡張機能をインストールするとChromeにバッジが表示され、コンテンツをあとで見るためにKeepに保存できる。
また、Androidでは「共有」メニューにKeepがドロップダウン表示される。加えて、Keepはリストや旅程などのアイテムを追跡できるよう、ハッシュタグにも対応する。
一方、Inboxのアップデートでは、イベント管理の最適化、一目でわかるニュースレター表示、リンクの保存という3つの機能が追加された。
これにより、Inboxはあるイベントに関連したメールを集め、変更があればひと目でわかるようにしてくれる。また、あるイベントをタップするとその履歴が示される。
ニュースレターメールは読まれた頻度に応じて上位に浮上し、Inboxの中からピックアップするのが容易になった。また、Chromeの拡張機能「Save to Inbox」(Inboxに保存)も追加され、リンクを簡単に共有可能になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス