プレミアムインタビュー

「僕の経営スタイルは麻雀と似てる」--サイバーエージェント藤田社長の”日常”

藤井涼 (編集部) 渡徳博(カメラマン)2016年05月01日 09時00分
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 1998年の創業から18年経った今もなお、競争の激しいインターネット業界で第一線を走り続けるサイバーエージェント。その創業者である藤田晋氏とは、どのような人物なのか。動画に舵を切った「事業」、成長しつづける「組織」、そして余暇を全力で楽しむ「ライフスタイル」を深掘りすることで、同氏の素顔に迫る(全3回)。

 第3回は「ライフスタイル」。3500人(連結)を超える大企業の社長も、オフの瞬間は父親となり、趣味に生きる1人の男性となる。藤田氏は、休日をどのようにして過ごしているのか。知られざる日常に迫った――。

「麻雀」だけが仕事を忘れさせてくれる

――休日はどのようにして過ごしていますか。

 麻雀ですね。前はゴルフや釣りもしていたんですが、奥さんと子どものための時間を作らないといけないので、それ以外のことは一切できなくなりました。「ゴルフ」と「釣り」と「麻雀」が3つそろうと家庭が崩壊するって言われているので、ゴルフと釣りを切ったみたいな感じですね(笑)。

――以前は巨大なマグロを釣り上げるなど、釣りにも熱中されていたと思うのですが未練はありませんか。

 去年、エイベックスの松浦さん(エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長CEOの松浦勝人氏)とニュージーランドの太平洋沖まで釣りに行ったんですけど、20キロ、40キロ級がボコボコと釣れるんですよね。あれでだいぶ冷めました(笑)。もちろん、東京湾や相模湾で釣る楽しみもあるんですが、あまりにもデカいのがあんなに容易だとちょっとしばらくいいかなって。

大型の魚が釣れすぎてしまい「しばらくはいい」と藤田氏
大型の魚が釣れすぎてしまい「しばらくはいい」と藤田氏

――では、現在は麻雀にすべての時間を注いでいると。

 そうですね。僕個人としては、プロみたいな気持ちで取り組んでいます。実際にプロとも打っていますし、プロに失礼がない心構えで取り組んでいる。その間だけは、完全に仕事を忘れることができます。対局中は、ツモ牌が「手出し」だったか、「ツモ切り」だったかなど全部覚えているので、毛穴の先まで神経が集中していて、仕事のことを一切考える余裕がありません。

 僕の人生でそんなことができるのはその瞬間だけなので、だいぶ気分転換になりますよね。その代わり、息を止めているみたいなものなので、血流とかにはすごく悪いでしょうね。明らかにゴルフをやっている方が健康にいいですよ(笑)。

――麻雀を始めたのはいつごろですか。また、ブランクもあるのでしょうか。

 中学生くらいからですが、本格的に始めたのは大学生になってからですね。もちろんブランクもあります。会社をゼロから立ち上げたころは全くやっていなかったですし、そんな時に麻雀をやってる場合じゃないです(笑)。復帰したのは2年前くらいですね。もともとプロになろうかなと思うくらい強かったんですよ。麻雀って、強い人はずっと強くて、弱い人はずっと弱いんですよね。そういう意味では向き不向きはあると思いますけど。

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