ドリコムは4月19日、物々交換をより身近にするCtoCアプリ「Clip(クリップ)」をiOS向けに正式公開した。誰でも簡単に物の「交換」「貸す」「ゆずる」といった取引ができる。
使い方は、スマートフォンのカメラで身の回りの持ち物を撮影し、簡単な説明を記入して投稿するだけ。取引成立後はアプリ内チャット機能を使って相手とやりとりする。グループ機能を使って、友人や共通の趣味の人、同じ目的の人と取引ができるほか、フォローしたユーザーの投稿アイテムを確認するといった使い方もできる。
あえて売買機能は搭載しておらず、クレジットカードや銀行口座などの登録は不要。金銭のやり取りは禁止されているが、直接会って物々交換することはできる。会った際に、隠れて金銭のやり取りをする可能性もあるが、そこはユーザーの良心に任せているようだ。なお、アイテム(モノ)に関する通報システムは提供しており、レビューで相手の実績も確認できる。
近日公開する予定の「リクエスト」機能は、欲しいものや必要なものが登録されていない場合でも、交換してくれる人や貸してくれる人、譲ってくれる人を検索できる。ユーザー全員または自分が参加しているグループ限定といった、検索範囲の選択もできるという。
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