報道によると、多くの企業が米Yahooの買収を見送る中、Verizon Communicationsが買収の最有力候補として浮上してきたという。
インターネットポータルを手がけるYahoo買収の事前入札は米国時間4月18日に締め切られたが、The Wall Street Journal(WSJ)は17日、この件に詳しい情報筋の話として、当初買収に興味を示した40社ほどの企業のうち、入札に踏み切る可能性が高い数少ない企業の1つとしてVerizonの名前が挙がったと報じた。WSJによれば、いくつかの企業が、Yahooの全事業または一部の事業(特にウェブ事業)の買収を検討していたようだ。
入札に参加しなかった企業としては、Timeがある。同社は、Yahooの立て直しを非常に困難と見ているとこの件に詳しい情報筋はWSJに述べた。撤退を決めた他の企業としては、Googleの親会社であるAlphabet、Comcast、AT&T、そして、IAC/InterActiveCorpなどがあるとこの件に詳しい人物らがWSJに明らかにしている。
ただし、買収額は高くなるかもしれない。Yahooの中核事業であるインターネット部門には40億~80億ドルの値段が付く可能性があると、この件に詳しい情報筋はWSJに対して語っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」