米国時間3月31日、「iPhone SE」が発売された。厳密に言えばiPhone SEは新型の「iPhone」だが、実際には、旧モデル「iPhone 5s」の内部を新しい部品で改良して動作を高速化し、より鮮明な写真を撮影できるようにしたにすぎない。
マンハッタン島のニューヨーク5番街にあるApple Storeの旗艦店では、31日朝、待ちきれない様子の顧客が行列を作る光景は見られず、Apple Storeのスタッフがイベントを盛り上げることもなく、筆者もAppleの広報担当者から店の前に立っていてはいけないと注意されることはなかった。それどころか、他に報道陣の姿は見えなかった。
店内に入ると、iPhone SEを展示しているテーブルの周りに数人が集まっていた。筆者はそこで、スイスのロカルノから休暇でニューヨークに来ていた54歳のMichael Zurruさんに話を聞いた。Zurruさんは「iPhone 4s」からアップグレードするために来たという。
「この話を聞いた時に口をついて出たのは、『ああ、ようやくか』という言葉です」とZurruさんは語った。小型化されたiPhone SEは、手に持った時の安定感と快適さが増し、大型のデバイスよりポケットにスッポリ入れやすいという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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