無料のアダルト動画ストリーミングサイトPornhubは米国時間3月21日、同サイトで仮想現実(VR)のセクションを公開すると発表した。VRはテクノロジ業界が注目する最新技術である。Pornhubのサイトを日常的に利用している6000万人の視聴者に関心を持ってもらうため、先着1万人の希望者にVRゴーグルを無料で提供する。
Pornhubは、アダルトVR動画制作のBaDoinkVRと連携しており、360度のVRアダルト動画を提供する初めての無料サイトとなるとしている。Pornhubのバイスプレジデントを務めるCorey Price氏はプレスリリースで、「ユーザーが刺激の高まった世界に入り込み、最高のファンタジーが動き出す」と述べた。
同社が仮想現実を取り入れたことは、広範なユーザーの関心を集めようと取り組むテクノロジ業界にさらなる弾みをつけるものだ。サムスン、HTC、ソニー、「Oculus」を手がけるFacebookをはじめ、さまざまなIT企業がヘッドセットを開発しているが、これまでのところ、ユーザーがこれを利用してできることは少ない。
同サイトはこれまでに、VRコンテンツ27本を提供しており、視聴者はパノラマビューで体験できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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