朝日新聞社は3月22日、ペット情報メディア「sippo(シッポ)」に、犬や猫の健康に関する相談に獣医師が答えるサービス「イヌ・ネコの健康医療相談」と、飼い主(ユーザー)が犬や猫の症状から病気やけがについて調べられるコンテンツ「イヌ・ネコの症状辞典」を追加した。利用するには無料の会員登録が必要だ。
イヌ・ネコの健康医療相談では、ユーザーが犬や猫の健康に関する相談をサイトに投稿すると、獣医師がウェブサイトでアドバイスをする。ユーザー同士でアドバイスなどをコメントすることもできる。回答する獣医師は、sippoと提携する動物臨床医学研究所(動物臨床医学会)の会員で、循環器、消化器、腫瘍、歯科などの専門分野を持つ現役の獣医師だという。
イヌ・ネコの症状辞典は、動物臨床医学研究所が編集した『イヌ・ネコ 家庭動物の医学大百科』から抜粋した犬や猫の症状について解説する記事コンテンツ。愛犬や愛猫の約40の代表的な症状から、どのような病気やけがが考えられるのかを辞書のように調べられる。
既存機能も拡充する。「動物病院検索」では、首都圏1都3県の約3400動物病院の基礎情報と、うち約600動物病院の診療費、診療実績などの詳細情報を検索できる。この検索対象を、2016年春には関西、中部圏に範囲を拡大し、掲載数を増やす予定だ。
sippoは、2015年6月に本格オープン。朝日新聞やアエラなどグループメディアのペット関連記事をはじめ、提携するペット誌、動物愛護団体のペット関連記事を掲載。また、獣医師や弁護士などによる連載や、犬や猫のフォトギャラリーなどを掲載している。現在の月間PV数は約180万件、月間UU数は約39万件だという。
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