ペットの情報総合サイト「ペット生活」を運営するVapesは3月2日、ペットの悩みを相談しあえるiOSアプリ「ペット生活アンサー」の提供を開始した。利用は無料。ペットの種類と年齢を登録して、飼い方やしつけなどの悩みを相談したり、他ユーザーにアドバイスができる。同社では、2016年内に月間質問投稿数1万件の達成を目標に掲げる。
相談内容は「飼い方・グッズ」「ペットフード・食べ物」など7つのカテゴリに分けられる。自動的に抽出されるキーワードのタグを使って、他ユーザーの相談内容から自分と似た悩みを探すことが可能だ。また、ペット生活に掲載されたニュースも閲覧できる。
同社担当者によれば、Android版は2016年夏以降にリリース予定で、ウェブ版は未定とのこと。将来的には、広告を掲載したり、「獣医師による回答」などの有料機能を実装したりしてマネタイズを図る計画だという。
同社調査によると、ペットの飼育経験がある361人の約6割がペットの悩みを解決する手段として「ネットで検索」を挙げる一方、全体の約4割が「自分のペットの個性に合った情報が少ない」などの不満を持っているという。同社では、この調査結果を受けて、ペット生活アンサーを開発したそうだ。
Vapesは2011年6月に設立。当初はSEO事業などを手がけていたが、2014年3月にペットの動画や写真を紹介するメディア「ペットフィルム」、2015年5月にペット生活を立ち上げるなど事業内容を転換した。
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