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ペットの健康管理もウェアラブルで--犬向けヘルスケア用スマート首輪「Buddy」

 人間向けのフィットネス用ウェアラブルデバイスがある程度普及したためか、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に犬向けのヘルスケア用スマート首輪「Buddy」が登場した。活動量計に加え、事故防止や迷子防止の機能も搭載しているので、愛犬家には魅力的だろう。


犬もウェアラブルデバイスを使う時代(出典:Indiegogo)

 Buddyは、LEDで全体がさまざまな色に光る犬用の首輪。スマートフォンとBluetoothで連携し、光の色や光り方を変えられる。暗い夜道で目立たせられるので、自動車や自転車にひかれるような事故を防げる。


目立つ光で事故を防ぐ(出典:Indiegogo)

 GPSに対応しており、犬の居場所が確認可能だ。スマートフォンの専用アプリで移動可能な範囲をあらかじめ設定しておくと、そこから犬が出そうになるとアラームで警告してもらえるので、犬の迷子を防ぐ。


仮想フェンスで犬を迷子にしない(出典:Indiegogo)

 活動量計としての機能は、内蔵している3軸加速度計などから得たデータで実現する。犬の歩数や消費カロリー、睡眠状況などを把握して、健康管理に役立てられる。

 人間向けのフィットネスデバイス同様、目標値を設定したり、活動履歴を記録したりすることも可能。健康管理の面では、犬の体温を常に測り、暑すぎるときや寒すぎるときにはスマートフォンに通知してくれる。基本的なデータは、Buddyの有機EL(OLED)画面に表示される。


基本的なデータは首輪で確認(出典:Indiegogo)

 スマートフォンアプリはドッグフードの商品バーコードのスキャン機能を備え、そのフードの情報から摂取している栄養素やカロリーを推測できる。健康面で気になることがある場合、獣医に食事の状況を確認してもらいやすい。また、診察や遊びの予定などを登録できる機能もある。

 さらに、「NEST」などのホームオートメーションシステムと連携し、犬の体温に応じてエアコンを調整する機能や、玄関の犬用ドアのロックを自動的に解除する機能なども搭載する。


鍵の解除も首輪で(出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は10万ドル。記事執筆時点(日本時間9月28日11時)でキャンペーン開始から3日しか経過していないが、すでに約9万7000ドルの資金を集めている。

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