Facebookが数カ月間のテストを経て、「Material design」調のデザインを採用した新しい「Android」版「Messenger」アプリをリリースした。
アップデート版は米国時間3月7日、「Google Play」で公開されている。Material designは、Googleが2014年に打ち出したモダンなデザインガイドラインだ。Googleはそれ以降、「iOS」やAndroid、デスクトップ版の各種Googleアプリにこのデザインを適用している。
アップデート版Messengerの主な変更点は2つある。まず、ソリッドブルーのナビゲーションバーが画面上部に表示され、そこに「最近」「グループ」「友達」「設定」の白いアイコンが配置されるようになった。旧バージョンでは白いバーにグレーのアイコンが表示されていた。ステータスバーについても同様で、新たに青色のバーに白のテキストとアクションアイコンが表示されるようになった。
また、旧バージョンでは画面下部に青色のバーを配置し、ここから検索や新しいチャットを開始することができた。
今回、このバーはプラス記号が付いた青色のサークルに置き換えられている。これはMaterial designの用語で、「フローティングアクションボタン」として知られるもので、Googleの「Hangouts」「Inbox」といったiOSおよびAndroid版アプリに利用されている。
FacebookのMessengerチームはこの数カ月間、新しいデザイン要素のテストを実施してきた。したがって、世界中にリリースされたばかりの正式版は、一部のユーザーにとっては既に見慣れたものであるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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