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脳波を測って快眠を支援するヘッドバンド「Sleep Shepherd Blue」

 リストバンド型ウェアラブルデバイスのなかには、就寝中に睡眠の状態をチェックしたり、寝起きの良いタイミングに合わせてアラームを鳴らしたりするものがある。しかし、手首に着けたデバイスで、睡眠の質を正しく調べられるのだろうか。本来ならば、脳波を計測する必要があるように思う。

 そこで、脳波を測って睡眠状態をチェックしたり、睡眠を支援したりするヘッドバンド型デバイス「Sleep Shepherd Blue」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。

脳波を測って睡眠状態をチェック(出典:Kickstarter)
脳波を測って睡眠状態をチェック(出典:Kickstarter)

 Sleep Shepherd Blueは、ヘッドバンドの額に当たる部分と両耳の部分に脳波センサがあり、モーションセンサからの情報と合わせ、睡眠が浅いのか深いのかなどの状況を判断する。耳のところには薄型スピーカが設けられており、睡眠状況に合わせたビート音を流してより眠りの質を高めてくれるそうだ。

ヘッドバンドに組み込まれた脳波センサやスピーカ(出典:Kickstarter)
ヘッドバンドに組み込まれた脳波センサやスピーカ(出典:Kickstarter)
脳波などのデータから睡眠の深さを判断(出典:Kickstarter)
脳波などのデータから睡眠の深さを判断(出典:Kickstarter)

 起床時刻が近づくと、Sleep Shepherd Blueは睡眠状況を調べ、スッキリと起きられるタイミングで起床用の音を鳴らして起こしてくれる。

目覚めも改善される(出典:Kickstarter)
目覚めも改善される(出典:Kickstarter)

 脳波から調べた睡眠パターンのデータは、起床後にスマートフォンと同期すると確認できる。長期間にわたってデータを蓄積しておくと、体調管理などに役立てられるだろう。

睡眠の質を客観的に確認(出典:Kickstarter)
睡眠の質を客観的に確認(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月25日まで。記事執筆時点(日本時間3月4日17時)でキャンペーン期間は21日残っているが、すでに目標金額2万5000ドルの17倍を超える約44万ドルもの資金を集めている。

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