音声認識やジェスチャ検出といった技術により、スマートフォンやPC、ゲーム機、家電製品などのハンズフリー操作が実用レベルになってきた。しかし、職場や街なかなどで声やジェスチャでデバイス操作するのは気恥ずかしい。
そこで、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場した、脳波でデバイスを制御するためのウェアラブルデバイス「Touch」に期待したくなった。
Touchは、各種脳波を検出する8個のセンサを搭載するヘッドギア。計測した脳波データは無線接続されたスマートフォン上のアプリ「EEGSmart」で解析され、装着者の興奮度、集中度、リラックス度、ストレス度が求められる。
Touchの装着者は、興奮度などを意識的に調整することでゲームやデバイスを操作できるそうだ。Touchの開発チームは、脳波で操縦できるドローンと、ウソ発見ゲームを提供する。
実際に脳波で制御できるTouch対応デバイスは限られているが、用意されているSDKとAPIで脳波データを取得すれば、特定の脳波パターンを任意の機能に割り当てられる。今すぐには無理でも、将来Touchを使ってテレビや照明、各種ゲームを操作できるようになるかもしれない。
記事執筆時点(日本時間11月10日14時)で、すでに目標金額5000ドルとほぼ同じ額の資金を集めている。
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