高度な機能は搭載していないが、死角を映像で手軽に監視するのに適した超小型無線カメラ「WiCAM」がクラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。
WiCAMは、サイズが3.2×3.6×2.4cm、重さが55gの小さなカメラ。無線LAN(Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n)とBluetoothに対応しており、撮影した映像をリアルタイムにスマートフォンやタブレット、PCで見ることができる。
コンパクトで軽いうえ、雨程度なら問題ない耐水性を備えているので、屋内だけでなく屋外のさまざまな場所に設置可能だ。自動車や自転車の後ろに取り付けて、バックモニターのような使い方も考えられる。
撮像素子は200万画素のCMOS。静止画だと1600×1200ピクセルのJPEG画像、動画だと640×480ピクセル、7fpsのMotion JPEG映像が得られる。画角は横120度ある。
開発チームによると、極めて省電力な設計で、消費電力は一般的なカメラの5%しかないという。具体的な消費電力は、ワイヤレスストリーミング時が0.5W未満、スタンダードモード時が0.009W未満、スリープモード時が80μW未満だそうだ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月16日まで。目標金額の4万カナダドルに対し、記事執筆時点(日本時間3月4日15時)で約3万カナダドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと42日ある。
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