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節電と快適さは両立するか--電力自由化で一気に変わるエネルギーの最新事情 - (page 3)

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省エネと快適さを同時に提供する施策へ

 「近い将来、便利に使っていけるサービスとして何を考えているか」という森山氏の問いにパネリストが答えた。

 磯崎氏は「これからのエコは、我慢せず快適に住んでいただくことが大前提」とし、太陽光や蓄電池を組み合わせたシステムを進化させたいと話した。また、空気の汚れやウェルネスといった住環境を良くする分野にも関心を持っているとのこと。

 「HEMSが一つの住宅から、エリアや特定の事業者と繋がることで、新しいサービスを作りだし、発展させていきたい」(磯崎氏)。

 伊藤氏は「住まいは年を重ねると価値が下がっていくという見識を変え、バージョンアップしていきたい」と話す。

 「省エネを進め、電気を使わない暮らしを提案していく。街並みに合う外観のスマートハウスをデザインしていくのも課題だ。HEMSのようなネットを通じたサービスで住まいの価値が向上していくものを提供していきたい」(伊藤氏)。


トーマツ ベンチャーサポート経営企画統括の森山大器氏

 続いて、笹山氏も料金の安さだけではないトータルな価値を作りたいという。「国レベルでいえば3E+S(Energy Security、Economic Efficiency、Environment、Safety)という話だが、顧客の立場からするとさまざまなニーズを満たせる提案が大切だ。東京ガスでは、総合エネルギー企業を目指し、電気やガスなど多様なエネルギーとの最適化、大規模な電源と燃料電池や太陽光発電などの分散電源との最適化、電源の拡充などの供給とデマンドサイドマネジメントなどの需要の最適化、の3つの最適化を推進していきたい。この最適化を推進するためにはスマート化も重要だと考える。これらの取り組みを通じて、顧客のニーズである経済性、快適性、利便性などに応えていきたい」(笹山氏)。

 最後にモデレーターの森山氏は「表面的に価格ばかりが注目されるが、お三方の話にあったように、消費者の生活がどう変わっていくかについても興味を持っていただければと思う」と話し、セッションを締めくくった。

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