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ブラジルで拘束のFacebook幹部、釈放される--「WhatsApp」のデータ開示拒否をめぐる問題で

Angelica Mari (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2016年03月03日 08時17分
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 チャットアプリ「WhatsApp」のデータ開示を求める裁判所の要求に応じなかったとしてブラジル警察当局に身柄を拘束されていたFacebook BrazilのバイスプレジデントDiego Dzodan氏が、現地時間3月2日午前に釈放された。

 WhatsAppで交わされた国家をまたがる組織的犯罪と薬物売買活動に関するやり取りをFacebookが開示しなかったとして、同国北東部セルジッペ州の裁判所命令に基づきDzodan氏は1日、サンパウロ警察に身柄を拘束された。このたび釈放されたのは、司法を妨害したという確かな証拠がないためだという。

 裁判所では、Dzodan氏の拘留に加えて、犯罪捜査に必要なデータの開示を拒否する場合は1日あたり100万ブラジルレアル(25万6000ドル)の罰金をFacebookに科すことも決定していた。

 Facebookは声明で、「これまでも、また、これからも常に、ブラジル当局によるあらゆる問い合わせに対応するつもり」であると述べ、WhatsAppにはエンドツーエンドの暗号化が導入されていると説明している。これは、同社はデータを持ち合わせていないため、ツールを介して交わされたやり取りの傍受や開示は不可能だということを意味している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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