BRITAの浄水器フィルタを使ったことがある人なら多分、最後にフィルタ交換したのがいつだったかを思い出せずに困った経験が何度もあるだろう。そうしたぜいたくな悩みを解決すべく、BRITAは米Amazon.comと提携した。
Amazonは米国時間2月29日、「Brita Infinity」の取り扱いを開始した。この浄水ピッチャーはWi-Fi接続機能を搭載し、「Amazon Dash Replenishment」で新しい交換用フィルタを自動注文してくれる。価格は44.99ドルで、仕組みはこうだ。ピッチャーに新しいフィルタを入れる際にスタートボタンを押すと、それ以降ピッチャーに水が注がれた回数を内蔵カウンタが記録する。フィルタをほぼ使い切る(約150リットルの水をろ過する、あるいは2カ月が過ぎる)と、Brita Infinityが各5.99ドルでフィルタをAmazonに自動注文する。
この新たな提携は、ネット接続された製品がAmazonのサイトから消耗品を追加注文するDash Replenishmentの成長に向けた同社の意欲を示すものだ。Amazonと提携して製品を自動注文できるようにしているメーカーは十数社にのぼる。たとえば、ブラザーのプリンタはインクを注文し、スマートフォンに接続して使う血糖値計測機器「Gmate SMART Blood Glucose Meter」は検査用の消耗品を注文する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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