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iPhoneに“5インチ背面ディスプレイ”を増やすバッテリ内蔵ケース「popSLATE 2」

 多数のメーカーが独自デバイスを開発しているAndroidスマートフォンと違い、「iPhone」はAppleしか作っていないので種類が少ない。そのため、ちまたには多種多様なiPhone用ケースが存在する。

 星の数ほどあるiPhone用ケースだが、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で見つけた「popSLATE 2」は、電子ペーパー画面とバッテリを搭載する実用性が光る製品だ。

iPhoneに背面ディスプレイを増やすバッテリ内蔵ケース(出典:Indiegogo)
iPhoneに背面ディスプレイを増やすバッテリ内蔵ケース(出典:Indiegogo)

 popSLATE 2は、背面に5インチ電子ペーパー画面を搭載し、内部にバッテリを持つジャケット型ケース。背面にニュースや天気予報など、さまざまな情報を表示する。装着しても、厚さは0.16インチ(約4mm)しか増えない。

 電子ペーパーを採用したので、直射日光が当たるような環境でも見やすく、電力をあまり消費せず情報を常に表示可能。画面の下部にタッチパネル式のボタンが3個あり、表示内容を操作できる。

電子ペーパーなので消費電力が少なく見やすい(出典:Indiegogo)
電子ペーパーなので消費電力が少なく見やすい(出典:Indiegogo)
3つのボタンで操作可能(出典:Indiegogo)
3つのボタンで操作可能(出典:Indiegogo)

 表示するコンテンツは、管理用アプリで選べる。自動的に更新するニュースを表示させるだけでなく、時計、スケジュール、ToDoリスト、バーコードリーダーで読み取れる会員証、電子書籍など、さまざまな使い方が考えられる。

表示内容は管理アプリで設定(出典:Indiegogo)
表示内容は管理アプリで設定(出典:Indiegogo)

 背面の画面で情報を確認できるので、iPhoneのバッテリ消費を抑えられる。さらに、popSLATE 2の内蔵バッテリにより、通話なら9時間、ウェブブラウジングなら4時間長く利用できるという。

 ケースを装着したままで音量調整や撮影などが可能なほか、充電もiPhoneを出すことなくLightningケーブルを直接接続してできる。

 対応しているiPhoneは、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」の4種類。

 Indiegogoでの目標金額は7万5000ドル。記事執筆時点(日本時間3月2日16時)でキャンペーン期間は1カ月残っているが、すでに目標の3倍を上回る約25万ドルの資金を集めている。

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