1月に発売されたBeats by Dr. DreのBluetoothスピーカ「Beats Pill+」。以前の記事での取材帰りに製品を借りることができたので、約1カ月間使い倒してみた。音質や使い勝手はもちろん、注目したのはアプリでの機能拡張。複数台利用の利便性と効果を検証した。
まずはBeats Pill+単体でしばらく使用してみた。接続した機器は、スマートフォン、タブレット、ポータブルオーディオの3種類だ。ポータブルオーディオとスマートフォンはハイレゾ対応で、タブレットは非対応機になる。
3台をそれぞれにBluetoothで接続した。電源を入れて「b」ボタンを押すと、Bluetoothの接続機器としてスマートフォンやタブレットに表示され、それを選択するだけで簡単にペアリングが完了した。
一度ペアリングして、スマートフォン側のBluetooth接続をオンにしておけば、Beats Pill+の電源を入れるだけで、自動で接続される。思った以上に簡単にできるので「Bluetoothって何?」レベルの人でも、苦戦することはないだろう。
タブレットやスマートフォンにはスピーカが内蔵されているので、その音と比較してみた。まあ、当然ながらBeats Pill+の音は格段に良く、音量も大きく、迫力のサウンドで聴くことができる。タブレットでは、音楽だけでなく、テレビ番組視聴アプリを使って、テレビ番組や動画配信を見て、それらの音も再生した。これらも音が明瞭で聴きやすく、必ず接続して視聴するようになった。
ハイレゾ音源の再生も試してみたが、十分な高音質で再生された。スペック的には日本のハイレゾ基準には到達していないのだが、聴き応えのある音質で再現している。
CD音源もハイレゾ音源もどちらも臨場感のある音を再現し、音質の高さは体感できる。トゥイータとウーファが2つずつ搭載されていることもあり、中高域も鮮明に聴こえ、低音域もこもらずに良く響いている。
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