画面の動きや操作の様子をそのままムービーとして記録できるいわゆるスクリーンキャストアプリは、ウェブページやアプリの操作手順などを他の人に見せたい場合に重宝する。タップした位置を強調表示したり、カメラの映像を同時に記録する機能を備えていたりと、編集や加工をしなくても、訴求力の高い映像を作れることもポイントだ。
これらスクリーンキャストアプリは、端末やアプリとの相性問題も大きいため、複数のアプリを使い分けるのが賢いやり方だ。今回は、基本機能を無料で利用でき、かつAndroid 5.0以上でroot権限不要で動作するスクリーンキャストアプリ4本を紹介する。利用にあたっては著作権などの法律に違反することがないよう、くれぐれも注意してほしい。
「AZ スクリーン レコーダー」は、任意のテキストおよびロゴを画面上に表示できるなど多彩な機能を備えるほか、同種のアプリの中では珍しく日本語表示に対応することが特徴。録画の一時停止に対応するほか、ビットレートは最大24Mbps、フレームレートは最大60fps、解像度は最大2560×1440ピクセルと、無料で使える同種アプリの中では最高峰。
「Rec.」は、画面サイズやビットレートを手動で細かく調整できるほか、1時間もの長時間録画をサポートすることが大きな特徴。無料版では制限されている機能が多いが、カウントダウンの秒数変更、タップの視覚表示、シェイクによる録画停止、パラメータの保存など、有料のPro版限定でのみ提供される機能は同種アプリの中でもかなり多い。
「ADV Screen Recorder」は、インカメラで撮ったユーザーの映像を画面下に挿入できるほか、画面に任意の色で線を書き込めるなど、無料ながら豊富な機能を利用できることが特徴。任意のロゴやテキストを挿入できることに加え、画面に任意の色で線を書き込む機能や、動画のトリミング機能も搭載している。
「Lollipop Screen Recorder」は、無料で使える機能およびオプション項目は必ずしも多くはないが、広告を視聴することにより利用できる機能を一週間限定で拡張できることが大きな特徴。解像度は最大2560×1440ピクセルまで対応しているが、ビットレートは上限10Mbpsまでとやや制限が厳しい。
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