アップルとFBI、3月1日に米議会聴聞会で対決へ--「iPhone」ロック解除問題めぐり

Jake Smith (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2016年02月26日 11時13分

 Appleと米連邦捜査局(FBI)が、米東部標準時3月1日午後1時に米議会の聴聞会で対決する。これに先立ち、同社の最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は、サンバーナーディーノ銃乱射事件の容疑者が使用していた「iPhone」のロック解除をめぐって、議会に議論への参加を求めていた。

 AppleのゼネラルカウンセルであるBruce Sewell氏とともに、FBI長官のJames Comey氏、ニューヨーク地区検事のCyrus Vance氏、ウースター工科大学教授のSusan Landau氏が、「The Encryption Tightrope: Balancing Americans' Security and Privacy(暗号化をめぐる危険な状況:米国人のセキュリティーとプライバシーのバランス)」と題された聴聞会に参加する。

 FBIは、パスコードでロックされているので、問題のiPhoneをロック解除できないと述べている。裁判官は2月に、Appleは「妥当な技術的支援」を提供して、FBIによるiPhoneのロック解除を助けなければならないという裁定を下した。


Apple最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏
提供:file photo via CBSNews.com

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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