クラウド請求管理サービス「Misoca(ミソカ)」を開発・運営するMisocaは2月22日、2月26日付で弥生による同社株式の100%取得を通じ、弥生のグループ会社となると発表した。同社代表取締役社長である豊吉隆一郎氏は、引き続きMisocaの経営に従事するという。
Misocaは、請求書・見積書・納品書の作成・発行をクラウドで管理するサービスMisocaを2011年11月より展開。シンプルでわかりやすいインターフェースや、請求書を1通からオンラインで郵送できる利便性が強みで、2月時点で8万8000以上の事業者に利用されているという。
同社は、2014年9月から弥生とサービスのデータ連携を開始。その後も、サービスや事業についての議論を深めていく中で、「事業者間取引のプラットフォームを提供したい」という両社の想いが一致したことから今回の発表に至ったという。
弥生は、インストール型業務ソフトに加え、2014年よりクラウド事業に本格参入しており、現在はクラウド会計ソフト(「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」)を展開している。
今後は、両社でスモールビジネスの業務効率化をさらに推進するサービスを開発するほか、事業成長を支援するFinTechサービスの開発を進めていく予定。
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