米司法省は米国時間2月19日、サンバーナーディーノ銃乱射事件の犯人の1人が使用していた「iPhone」のロック解除で米連邦捜査局(FBI)に協力するという命令にAppleを従わせるよう裁判所に求めた。
この申し立ては、検察が提出したもので、先週に入って出された命令をAppleが公に拒否したことを批判している。
申し立てには「犠牲者を出したテロリストによる攻撃を徹底捜査するための取り組みに、裁判所(によって先週出された)命令に従うことで協力するのではなく、Appleは同命令を公的に拒否することで応じた」と記されている。
検察は、同デバイスが、2015年12月2日にカリフォルニア州で発生したテロ攻撃の「重要な証拠」である可能性を主張している。
Syed Farook容疑者とその妻Tashfeen Malik容疑者による銃撃で14人が殺害され、多数が負傷した。
19日に申し立てでは、両容疑者の襲撃前における通話先や移動ルート、そして、「その他関連する情報」を知るために同デバイスにアクセスするための支援を司法省がAppleに求めていたことが記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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