キヤノンは2月18日、プレミアムコンパクトカメラGシリーズの最新機種で1.0型センサ搭載の「PowerShot G7 X Mark II」、薄型の高倍率モデル「PowerShot SX720 HS」、光学42倍ズームレンズと高精細約2000万画素CCDセンサーを搭載した「PowerShot SX420 IS」、レンズシフト式手ブレ補正機構付きの光学10倍ズームレンズを搭載した「IXY 190」、光学8倍ズームレンズを搭載した「IXY 180」を2月25日より順次発売すると発表した。
PowerShot G7 X Mark IIは、有効画素数約2010万画素、1.0型CMOSセンサを搭載したコンパクトデジタルカメラ。発売日は、4月下旬。価格は税別7万7800円。
24-100mm相当の光学4.2倍ズームとF1.8-2.8の明るさを備えた大口径ズームレンズを搭載した。
新開発の映像エンジン「DIGIC 7」は、従来比最大約14倍のテクスチャとノイズの判別情報を用いたノイズリダクションを実現。ISO1600時にISO800と同等のエッジノイズに抑制。DIGIC 7による新機能「デュアルセンシングIS」を搭載した。
従来のジャイロセンサによる処理に加え、撮像センサーの画像情報から画像のブレ量を判断してブレを除去する新アルゴリズムによって、静止画撮影時は4段の高精度な光学手ブレ補正性能を実現している。
被写体(人物、動物、モノ)の追尾性能もさらに進化し、色などの各種被写体情報を用いた画像解析技術の進化により、追尾対象の被写体が他の対象(人物、動物、モノ)とすれ違ったり、撮影画面から外れて別の対象が入ったりした場合の誤追尾の発生を軽減。
主となる被写体の検出性能も向上しており、色や輝度による被写体の位置検出に加え、エッジや周囲の情報を使用することで、低彩度の被写体や背景色に近い色の被写体も検出が可能だ。
絞り値(F値)を大きくして撮影する際の回折現象による解像感低下を軽減し、近距離から遠距離までピントを合わせるパンフォーカスでの風景撮影でも細部まで美しく再現する。
EOSシリーズに搭載している、明るさやコントラストを自然な印象に補正する「オートライティングオプティマイザ」や被写体や撮影目的にあった項目を選ぶだけで効果的な画づくりが行える「ピクチャースタイル」をコンパクトデジタルカメラに初搭載した。
RAW画像での高速連写に対応し、JPEG画像と同様の最高約8コマ/秒の高速連続撮影が可能。手ブレ補正の進化を活用した「流し撮り」撮影モードや長時間の変化をコマ送りのような動画で短時間にまとめるタイムラプス動画撮影機能を新たに搭載した。
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