Googleが「Play for Education」サービスを終了する。「Google Play」ストアで展開されている、同社の成長著しい教育関連プロジェクトだ。
Googleの広報担当者はTechCrunchに対し、「3月14日以降、Googleは『Google Play for Education』のライセンス販売を行わないことになった。われわれは学校向けに、米国のK-12(幼稚園から高校まで)教育で最も売れている『Chromebook』といった教育向けの最高のツールを届けるとともに、強力で拡大する教育用アプリのエコシステムを提供することに取り組んでいる」と語った。
Play for Educationはまず米国でリリースされ、続いて2015年にカナダと英国でリリースされた。標準のアプリストアGoogle Playの拡張版として、教育用アプリを扱っている。アプリは無料でダウンロードできるものと、教師や学校管理者らが一括で注文し、端末上で学習できるものがある。
「われわれは、引き続きGoogle Play for Educationの顧客と、彼らが購入した端末をサポートしていくつもりだ」(Google)
GoogleがPlay for Educationプロジェクトを閉鎖する理由は、教育市場で「Android」搭載タブレットではなく、Chromebookを重視するためである可能性が高い。Googleは、教育者と学生向けのソリューション「Google for Education」を展開している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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