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ネコ耳に機能はまだない--ネコ型コンパニオンロボット「Xibot」

 家庭用のコンパニオンロボットとして、映画「E.T.」のエイリアンに似た“キモ可愛い”「Robit」を紹介した。今回クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場した「Xibot」は、なぜかネコ耳がついた正真正銘の可愛らしいロボットだ。

ネコ型コンパニオンロボット(出典:Indiegogo)
ネコ型コンパニオンロボット(出典:Indiegogo)

 Xibotは、7インチのタッチパネル付きディスプレイを備え、3輪で移動できるロボット。マイクとスピーカ、前面と背面のカメラ、距離センサ、光センサも搭載している。

タッチパネル付きディスプレイやカメラなどを搭載(出典:Indiegogo)
タッチパネル付きディスプレイやカメラなどを搭載(出典:Indiegogo)

 ネコの口を模した形のホームボタンがあり、ディスプレイの上部にシリコン製の柔らかいネコ耳がついている。ネコ耳に特別な機能はなく、純粋に可愛らしさを演出するデザイン上の飾りだ。お尻には、「ドラえもん」風の丸いしっぽもある。

耳としっぽでネコを表現(出典:Indiegogo)
耳としっぽでネコを表現(出典:Indiegogo)

 目覚ましとして朝になるとベッドまで起こしに来てくれたり、天気予報を教えてくれたりする。受信メールの読み上げ、着信した電話やビデオチャットのハンズフリー通話といった機能も備える。笑顔を検出して写真を撮ることも可能。

 家のなかを自動的に移動し、怪しい動きがないかどうか見回ってくれる。開発チームによると、ペットのいたずらや子どものつまみ食いまで防ぐそうだ。夜は、読み聞かせをするなどして子どもを寝かしつける。


家庭のさまざまな場面で活躍(出典:Indiegogo)

 OSは、Android 4.4ベースの「XIUI」というもので、多くのAndroidアプリが実行可能という。ソフトウェア開発キット(SDK)も用意されており、さまざまな機能を追加できる。ディスプレイに表示する顔のグラフィックを、「スター・ウォーズ」のロボット「R2-D2」風に変えたり、「ジェダイ・マスター」の「ヨーダ」風にしたりしても楽しめる。

ヨーダ風にも変身(出典:Indiegogo)
ヨーダ風にも変身(出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は1万ドル。記事執筆時点(日本時間2月16日11時)でキャンペーン期間は25日残っているが、すでに目標の2倍を超える約2万4000ドルの資金を集めている。

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