水のなかに入る必要があることから、水泳のトレーニングは目や耳に頼りにくい。泳ぎのペースが速すぎるのか遅すぎるのかも、リアルタイムに把握することは難しい。
そんな悩みを解消し、水泳の練習を効率よくするためのウェアラブルデバイス「Swimmerix」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。
Swimmerixは、腕に装着するスマートウォッチに似たリストバンド、プールサイドやプールの壁面に置いて使うベースステーション、管理やデータ解析をするためのモバイルアプリとクラウドサービスで構成される、競泳用のトレーニング支援デバイス。リストバンドはデータをベースステーションへ無線送信するので、泳ぎに関するさまざまなデータがプールにいながらその場で確認できる。
ベースステーションは据え置き型であるため、泳ぐ速度が正確に測れるという。リストバンドと組み合わせることで、脈拍、ストローク数、泳いだ時間と距離などを計測し、消費カロリーなどのデータを算出する。あらかじめ設定しておいた練習メニューに応じて、泳ぎのペースを上げたり下げたりする指示をリストバンドが光の色で伝える。
アプリとクラウドサービスで蓄積したデータを比べると、上達具合や課題を明確化し、新たな目標設定に役立てられる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月11日まで。目標金額の2万4000ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間2月15日15時)で約6000ポンドの資金を集めている。キャンペーン期間はあと24日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力