LG電子は、「Android」搭載の次期主力スマートフォン「LG G5」をリリースするにあたり、このデバイス最大の機能になりそうなものを明らかにする画像を使って興奮を高めようとしている。
LGのFacebookページに米国時間2月10日に投稿されたアニメーション画像では、複数のスマートフォンの画面が消えていく中でG5の輪郭が浮かび上がり、隣に「Always ON」(常時オン)の文字が現れる。ここで言及されている常時オンの画面は、この新型デバイスについて新たに明らかになった機能の1つだ。これ以外には、スライドさせて取り外せるバッテリを搭載するとのうわさがあるだけで、分かっている情報はほとんどない。
サムスンが支配的な地位を占めているAndroid搭載スマートフォン市場では、高い評価ながらもあまり目立たないLGのスマートフォンは認識すらされていないかもしれない。LGによる常時オンの画面が単なるギミックではなく本当に便利なものなら、G5は人々の注意を引くかもしれないし、スマートフォンの使い方を変えることにさえなるかもしれない。
このコンセプトが新しいわけではないが、スマートフォンメーカーにとって課題は常に、バッテリの持続時間に大きな影響を及ぼすことなく常時オンの画面という技術を実現することだった。スマートフォンメーカーにとってバッテリの持続時間は依然として非常に重要であり、そのためLGがこの2つをどう両立させたかを目にするのは非常に興味深い。
今後数週間で、さまざまなトップエンドの新型Androidスマートフォンが登場すると見られている。世界最大規模のテクノロジブランドの多くが、バルセロナで開催されるモバイル関連の展示会「Mobile World Congress」(MWC)に集まるからだ。LGはそこで、サムスンだけでなく、Xiaomi(シャオミ)、OnePlus、Huawei Technologies(ファーウェイ)など、中国の新興ブランド各社とも、人々の注目をめぐって競い合うことになる。
LGもサムスンも、現地時間2月21日に発表イベントを開催する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス