ハッカーが、米政府機関職員数万人分の名前、職位、電子メールアドレス、電話番号を含むデータベースにアクセスしたと報じられている。
データには、2万人の米連邦捜査局(FBI)職員と9000人の米国土安全保障省(DHS)職員の詳細情報が含まれていたという。
Motherboardが米国時間2月7日午前、このハッキングの第一報を受け、データベースの情報を入手した。Motherboardは流出したデータの内容の一部が本物であることを確認している。
7日、パレスチナを支持するTwitterアカウントに一部のデータが公開されており、このハッカーがアクセスしたとされるFBIコンピュータのスクリーンショットも掲載されたようだ。ハッカーは8日、さらなる情報を公開している。
このハッカーはMotherboardに対し、データがどれだけ機密なものであるかについて伝えていないが、ある米司法省職員の電子メールアカウントを利用して攻撃を実行したと述べた。
DHS広報担当者は声明で、「DHS職員の連絡先情報が公開されたとする報道について調査中である」と述べた。「これらの報道を非常に深刻に捉えているが、現時点では機密情報や個人を特定する情報漏えいの形跡はない」(DHS広報担当者)
1月には米警察友愛会(FOP)が、2.5Gバイト分のデータが同団体のサーバから盗まれ、オンラインに公開されたと考えられると述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」