春は進学や就職などで生活が一変する季節。新しい生活に合わせて必要な日用品を用意することになるが、よい機会なので不要品の処分も進めよう。その際、地元で開催されるフリーマーケットを利用するのも悪くないが、やはり全国、全世界を相手にできるネットオークションの活用を考えたい。
オークションで多くの入札してもらうには、商品の見た目が大事。しかし、プロカメラマンのような美しい撮影は、専用の機材がないとなかなか難しい。
そこで、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の、360度撮影に対応したLED照明付きターンテーブル「Foldio360」を紹介しよう。スマートフォンや一眼レフカメラと連携し、誰でも美しい写真が撮れるという。
Foldio360は、モータを内蔵し、対象物を回転させて360度全方向から撮影するための台。オークション向け商品の全体像を見せる写真の撮影や、3Dプリンタで再現する際の3Dデータ取得などに利用できる。
スマートフォンやデジタルカメラとの連携は、Bluetoothまたは赤外線(IR)を使う。Foldio360の上に撮影対象を置き、スマートフォンのアプリで各種設定を行ってスタートを指示すると、自動的に回転し始め撮影できる。
美しい360度写真を撮影できる秘密は、後ろ側の側面に設けられたLED照明システム「Halo Edge」。専用の撮影ボックスと組み合わせれば、背面から光が回り込んで影のない写真を撮影できる。
スマートフォンのアプリでは、撮影する画像の解像度、明るさ、色温度、フォーカス、ズームなどの調整が可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月1日まで。記事執筆時点(日本時間2月2日11時)で、すでに目標金額の8万ドルを優に上回る約9万1000ドルの資金を集めている。
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