サムスンは、米国時間11月11日からサンフランシスコで開催している第2回年次開発者会議「Samsung Developer Conference」で、「Project Beyond」と呼ばれる新型カメラを発表した。これは、360度のパノラマ撮影を、3Dでも可能にしたカメラだ。
このカメラは、サムスンが米国で12月初旬に発売予定のヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」とセットで使用するように設計されている。
「われわれはこのカメラを世界中に展開していく予定だ」と、Samsung Research Americaのリサーチ担当バイスプレジデントPranav Mistry氏は語った。「Gear VRを装着すれば、世界中の場所やイベントにテレポートした気分が味わえる」
2014年に入り、何機種かの360度パノラマカメラが一般向けに発売されている。こうしたものには、「KODAK PIXPRO SP360 Action Cam」や「RICOH THETA」から、「Geonaute 360」やGiropticの「360cam」、VSN Mobilの「V.360」まで、さまざまな製品がある。
実際、Project BeyondはKickstarterプロジェクトで集めた資金が目標額に達しなかったカメラ「CENTR」を大きくしたような見た目だ。たが、サムスンのカメラは、3Dで撮影ができるという点で、これまでの360度パノラマカメラとは大きく異なっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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