サムスン製スマートフォンのブラウザの最新版で、ウェブページの広告がブロックできるようになる。
「『Samsung Internet for Android』はバージョン4.0から、サードパーティーアプリによるコンテンツブロック用のフィルタの提供が可能になる。不要なコンテンツを画面上に乱雑に表示させることなくウェブ閲覧できる環境をユーザーに提供できるようになる」と、サムスンの開発者向けメモで説明されている。
Samsung Internet for Androidは、サムスンの「Galaxy」スマートフォンのデフォルトブラウザだが、多くのユーザーは「Chrome」といった他のブラウザも使用する。
広告ブロックアプリも提供されている。「Adblock Plus」は、サムスン製端末では「Marshmallow」を搭載していれば利用可能で、「Android Lollipop」搭載端末でも3月のアップデート以降ダウンロード可能になる予定だ。「Crystal」も、Marshmallowアップデートに含まれている最新の「Samsung Internet Browser」を搭載するサムスン製「Android」搭載端末で利用できるようになる予定だ。
Appleは「iOS 9」で、「iPhone」ユーザーが広告ブロックを利用できるようにしたが、この技術には賛否両論ある。モバイル閲覧が高速になるという意見もあれば、パブリッシャーがコンテンツから収益を上げられなくなるとする意見もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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