Apple Storeの従業員は定着率が高く、それにはもっともな理由があると、Appleのリテール部門責任者が語っている。
Appleのリテールおよびオンラインストア担当シニアバイスプレジデントを務めるAngela Ahrendts氏は、米国時間1月27日に掲載されたFast Companyとのインタビューで、同社が雇用する店舗従業員の数が約6万人で、2015年の定着率は81%だったと述べた。同氏によると、この数字はApple直営店の従業員の定着率として過去最高だという。
Ahrendts氏は、「彼らは自身のことを単に顧客の相手をするための存在ではないと感じている」と述べた。「私は彼らを小売店の従業員だとはみなしてはいない。Jony(Ive氏)やチームが長年かけて作り上げた製品で顧客を感動させるという点において、彼らは当社のエグゼクティブだと考えている。誰かが素晴らしいやり方でそれらの製品を顧客に提供しなければならないのだ」(Ahrendts氏)
Ahrendts氏は英国の高級ファッションブランドBurberry Groupの元最高経営責任者(CEO)であり、John Browett氏の後任としてApple小売部門の統括者に就任した。Browett氏は2012年、就任後6カ月で同職を解任された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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