Microsoftは米国時間1月27日、「Box」「Citrix ShareFile」「Dropbox」「Egnyte」に保存されている「Office Online」文書について、Microsoftの「OneDrive」と「SharePoint Online」に保存されるOffice Onlineドキュメントに現在提供されているものと同じリアルタイム共同作業機能を提供すると発表した。
またMicrosoftは、さらに多くのサードパーティーのクラウドストレージサービスが「iOS」版Officeと直接連携するようになることも明らかにした。iOS版および「Android」版Officeは既にOneDriveとDropboxと連携し、OfficeアプリからDropboxのファイルにアクセスして、編集や共有ができるようになっている。
他のサードパーティーのうち、iOS版Officeとの統合を最初にサポートするのはBoxで、27日から提供が始まっている。Citrix ShareFile、Edmodo、Egnyteもまもなくサポートを開始するという。
Microsoftはさらに、新しいOutlook.comに移行済みのユーザーに対し、Dropbox、Box、OneDriveのファイルを直接添付できるようにすると約束した。ユーザーはこれらのファイルを添付ファイルとして送信するか、またはクラウドベースのリンクとして送信できる。これは「数週間のうちに」ロールアウトする予定だが、対象は新しいOutlook.comを使用するユーザーのみである。
Microsoftは2015年に、Outlook.comの既存ユーザーを刷新されたOutlook.comに移行する計画を発表した。しかし、現時点で、多くのユーザーがまだ移行されていない。Microsoft関係者らは2015年末に筆者に対し、新しいOutlook.comへの移行は2016年にかけて続くと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス