自動運転機能を備えている可能性もある電気自動車の開発プロジェクトにAppleが取り組んでいるとの未確認情報があるが、報道によると、先頃、進捗状況を確認した幹部陣が変化を要求し、同プロジェクトは暗礁に乗り上げてしまったという。
AppleInsiderが内部情報筋の話として伝えたところによると、Appleは同プロジェクトに携わるスタッフの雇用を凍結しており、同社の最高デザイン責任者(CDO)を務めるJony Ive氏はプロジェクトの方向性に不満を感じているという。
本件に詳しいある人物によると、AppleInsiderの記事のIve氏に関する部分は事実と異なり、Appleの自動車市場参入の可能性は単なる憶測に過ぎないという。現時点で、雇用凍結の問題や同プロジェクトに関するほかのあらゆる情報について、確認は取れていない。
Appleの自動車(おそらく「iCar」という名称になると思われる)という概念は、数年前から存在する。最近では、AppleがTeslaやFordなどの自動車メーカーから人材を雇用したことで、そのうわさはさらに過熱している。Appleの自動車への取り組みは「Project Titan」と呼ばれると複数のメディアが報じたが、Appleはそれらの報道のどれも事実と認めていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス