Microsoftは2015年秋に「Surface Book」と「Surface Pro 4」の製品シリーズを発表したが、その時点で1テラバイトのストレージ、16GバイトのRAM、「Core i7」プロセッサを搭載する最上位モデルはまだ用意されていなかった。
Microsoftはその際、タブレットが取り外し可能なノートPCであるSurface Bookの1テラバイト搭載版を2016年1月22日に発売する予定だとしていた。
その予定通り、3199ドルの1テラバイト搭載Surface Bookが22日、米国とカナダで発売された。Surface Pro 4タブレットの1テラバイト搭載版も同日、この2カ国で発売された。米国での価格は2699ドル。
筆者はこの2種類のハイエンド機種の他の市場での販売についてMicrosoftに問い合わせたが、段階的に進めているというという回答しか得られなかった。
Surface Bookのこの最上位モデルは、Microsoft Storeとその他一部の再販業者を通じてオンラインのみで提供されている。Surface Pro 4の最上位モデルは、Microsoftの直営店のほか、一部の再販業者によって販売されている。
またMicrosoftは、22日にゴールドの「Surface Pen」を発売したことも明らかにした。価格は60ドルで、販売地域は、カナダ、デンマーク、フィンランド、イタリア、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、米国。
筆者はSurface Bookの形状を概ね気に入っている。また、多数の一般ユーザーやビジネスユーザーが「Surface Pro」に非常に満足していることも知っている。
しかし、これらの「Windows 10」搭載端末には、起動/スリープやIntelのディスプレイドライバなどの継続的な問題が残っており、当然ながら、それをあまり好ましく思わないユーザーもいる(というのはかなり控えめな表現だ)。Microsoftは、これらの問題をいつどのようして解決するのかという今後の計画をまだ公表していない。
筆者はこの数カ月間、貸与されたSurface Bookを使用し、これらの問題の一部が断続的に発生することを実際に確認した。筆者が話をした他のユーザーの中には、新しいSurface Pro 4とSurface Bookでそれほど問題が生じないと言っている人もいた。なぜそのような違いが生じるのかは不明だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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