第50回スーパーボウルに出場する2チームが決定するまであとわずかとなる中、Facebookはこれに合わせた準備を着々と進めている。
ソーシャルネットワーク大手のFacebookは米国時間1月20日遅く、「Sports Stadium」のリリースを発表した。Sports Stadiumは、Facebookユーザーがライブで試合のスコアやスタッツを確認しつつ、同じ試合を視聴する友人と試合内容や選手について語り合えるスポーツハブだ。ユーザーは実況情報に加えて、ジャーナリストや専門家による解説や、試合がどのチャンネルでテレビ放送されているかという情報を得ることができる。
「人々は既にFacebookで、友人やその他のファンと共に喜び、慰め合い、たわいもない会話を楽しんでいる」と、Facebookの製品マネージャーを務めるSteve Kafka氏はブログによる声明に記した。「われわれは今回、スポーツ専用の場を設けて、友人と一緒にいなくても一緒に試合を観戦している気分を味わえるようにした」(Kafka氏)
カリフォルニア州メンロ—パークを拠点とするインターネット大手の同社は、既に10億人を超えるデイリーユーザーを誇るが、さらに10億人のユーザーを獲得して、それらのユーザーに長時間利用してもらうための方法を考案する必要がある。同社サービスを少なくとも月に1回利用するユーザーの数は、2014年9月30日までの四半期に15億5000万人に達し、前年同期比で14%増、6月の統計値からは4%増加した。
Facebookにとっては、より多くのユーザーが同社サービスをより長い時間利用するほど、同社の収益源である広告を表示できる機会が拡大することになる。
Facebookは21日、米国においてAppleのモバイルOS「iOS」を使用するNFLファンを対象にSports Stadiumを提供開始する。同ハブは、「数週間のうちに」他のプラットフォームにも提供され、サッカーやバスケットボールなど世界中の他のスポーツに対しても提供される予定だとKafka氏は記した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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