ソニーは1月18日、ニュースアプリ「News Suite(ニューススイート)」のAndroid版を公開した。同社が2012年から提供しているニュースアプリ「Socialife(ソーシャライフ)」を大幅に刷新し、名称を変更したものだ。価格は無料で、iOSアプリは2016年内に提供する予定。
同社がこれまで提供してきたSocialifeは、FacebookやTwitter、ウェブニュース(RSSフィード)などの情報をまとめて閲覧できるアプリで、スマートフォン「Xperia」を始めとしたAndroidスマートフォン向けに提供されてきた。世界70カ国で4000万ダウンロードされ、月間600万人に利用されているという。
大幅に刷新したNews Suiteでは、世の中のニュースを知る「ニュース」と、自分の趣味のニュースを知る「マイマガジン」をタブで切り替える“2in1”コンセプトを新たに導入。これにより、世の中の動きと自分の関心事が混ざることなく情報を整理できる。また、タブを追加していくほど奥のカテゴリは閲覧されにくくなるという、現在のニュースアプリの課題も解決できる。
マイマガジンでは、Socialifeで培ったRSS機能を使って、ニュースカタログ(RSSリスト)から読みたいものを選んだり、「iPhone」や「北朝鮮」「SMAP」など、興味のあるキーワードのニュースだけを閲覧したりできる。たとえば、「AKB48」ではなく「指原莉乃」のみの情報を追うといったことも可能だ。
キーワードは、よく追加されているキーワードランキングや、特定テーマのキーワードのパックなど、さまざまな方法で追加できるという。
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