Appleの「iOS」最新版をいち早く見たければ、もうダウンロード可能だ。Appleは米国時間1月14日、「iPhone」および「iPad」向け「iOS 9.3」の最初のパブリックベータ版をリリースした。
開発者はこれよりも少し早く、11日から同OSをダウンロードできるようになっていた。
Appleは、iOSのWi-Fiアシスト機能を通じて携帯電話のデータ利用量を追跡できるようにしただけでなく、ほかにもiOSに多くの変更を加えている。中でも注目すべきなのは、iPadだけで利用できる、教育市場を対象とした機能だ。iOS 9.3では、1台のiPadを複数のユーザーアカウントで使えるようになった。
最新版には、Appleが「Night Shift」と呼ぶ機能も搭載されている。
Night Shiftは、スケジュール機能を有効にしておけば、位置情報に基づいて適当な時間に画面のブルーライトを低減してくれる。夜になると、Night Shiftが画面の色合いを暖色系に変化させる。手動でブルーライトレベルを下げることも可能だ。
Amazonも端末に同様の機能を以前に導入しており、筆者が最近購入した2014年モデルの「ASUS MemoPad 7」タブレットにも、「Bluelight Filter」(当初は「Reading Mode」)という名称でこの機能が搭載されている。
iOS 9.3では、「CarPlay」プラットフォームの機能強化、「News」アプリのパーソナライズ化、「Touch ID」センサによる「Notes」のセキュリティ機能強化、「Health」アプリの改善などが盛り込まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス