ネオキャリアは1月18日、人事領域のデータを横断的にマネジメントできるプラットフォーム「jinjer」の提供を開始した。人事データを数値化、可視化して人事業務を効率化し、企業経営を支援する。経営者や人事担当者は人事領域データの一貫した分析が可能になり、採用した人材の活躍傾向や離職傾向の現状を把握できるようになるという。2016年度の目標導入社数は3000社。
当初は「採用管理」機能を無料で提供し、「勤怠管理」「人事管理」「社会保険」「マイナンバー」などを3月以降、順次追加して有料化する計画。また、連携パートナーとしてFiNC、フロムスクラッチの2社と業務提携する。FiNCとの提携では、Jinjerの画面でストレスチェックのデータと、集団傾向と個別の人事管理情報とを照合できるようになる。
一方、フロムスクラッチとの提携では、フロムスクラッチが提供するSaaS型マーケティングソリューション「B→Dash」を生かす。人事担当者は採用活動で不採用にした人材などに対して、プレスリリースや社内ブログ情報などの企業情報を定期的に配信することで、継続的にリレーションを築けるようになる。これにより、次年度以降に同職種を採用する際は、その採用母集団に求人情報を配信することで、求人広告の掲載などに頼らないダイレクトリクルーティングが可能になるとしている。
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