ある報道によると、長らく噂されていたTwitterの超長文ツイートが、2016年3月末までに実現する可能性があるという。
カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くTwitterは、10年目を迎えるマイクロブログサービスにとって最大の特徴である140字の制限をはるか超える、大幅な字数制限の拡大を検討しているようだ。まだ確定ではないものの、Twitterは現在、ツイートの文字数の上限を1万字(英文で約2000英語ワード相当)にすることを検討中だという。Re/codeが米国時間1月5日、この計画に詳しい複数の人物の話として報じた。
Twitterの広報担当者は、この件についてコメントを控えた。
Twitterの最高経営責任者(CEO)を務めるJack Dorsey氏は、新規ユーザーを獲得する方法として、キュレーションされた動画や写真の追加から、他のユーザーのツイートを探しやすくするためにツイートを検索結果に表示することまで、さまざまな方法を試してきた。同社は2015年8月、ユーザー同士のダイレクトメッセージ機能で、1万文字までを送信できるようにした。
一部の人々は長文の投稿という考えに不満なようで、Twitter株価は5日、この変更に関する憶測が報じられるとおよそ3%下落した。Re/codeは、長文をツイートできるよう変更される可能性があることを9月に最初に報じていた。
一部Twitterからの不満げな反応に対して、Dorsey氏は、この変更を他の変更とともに推し進める考えのようだ。同氏は5日午後、今後導入される変更を擁護するようなツイートを投稿している。
Dorsey氏は「Twitterにおけるユーザーの行動を多くの時間を費やして観察しており、テキストのスクリーンショットを撮影してツイートするという行為を目にしている」とツイートで述べ、「代わりに、もし、そのテキストが・・・本当のテキストならどうだろう。検索が可能なテキストならどうだろう。ハイライト可能なテキストならどうだろう。もっと実用的で能力のあるものとなる」と続けている。
— Jack (@jack) 2016, 1月 5
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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