日本電気(NEC)は12月25日、子会社であるNECモバイルコミュニケーションズから携帯電話端末事業を2016年3月1日付で譲り受けることを決定したと明らかにした。
NECは、2013年7月に携帯電話端末事業の見直しを決定し、スマートフォンの新規開発を中止するなど、同事業を段階的に縮小してきた。現在では独立会社として運営するには非効率な事業規模となったことを踏まえ、今回の決定に至ったとしている。
なお、NECは今回の体制見直しにより携帯電話端末事業の運営効率化を図り、同事業を継続するとしている。
NECモバイルコミュニケーションズは、2010年5月1日に事業を開始。出荷台数は約75万台(2014年度実績)で、売上高は約230億円(2014年度実績)。従業員数は約30名(2015年11月末現在)としている。
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