株アプリ「あすかぶ!」などを運営するFinatextは12月18日、三菱東京UFJ銀行と提携し、投資信託選びをサポートするアプリ「Fundect(ファンデクト)」を公開した。同社によると、三菱東京UFJ銀行がベンチャー企業と組んで新サービスを提供するのは、今回が初めてだという。
Fundectは、2015年6月に開催された三菱東京UFJ銀行主催の「Fintech Challenge 2015」で最終選考に残り、事業支援賞を獲得した時のアイデアを元に開発。出題された15の質問に答えるだけでリスク性向を確認できる「適性チェック」機能を搭載し、自分の適性に合った投資信託をリスト形式で表示する。
このほか、ユーザーの口コミをチェックできる「投資信託の口コミ」機能や、意見を書き込めるタイムライン機能が用意されている。また、投資信託初心者向けに投資信託など資産運用について学べる教科書コンテンツ「投資信託のスクール」を搭載した。
Finatextは、2014年10月にあすかぶ!を公開。2015年12月にはFXアプリ「かるFX」もリリースした。あすかぶ!に1日に集まる株の予想数は累計140万を超えているという。
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