ケイ・オプティコムは12月17日、携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」において、全国のmineoユーザーでパケットをシェアする新機能「フリータンク」の提供を開始した。有効期限が迫る余ったパケットをフリータンクに入れて共有したり、逆に足りない時はフリータンクから引き出して使用したりできる。フリータンクへ入れる時期や回数に制限はなく、月に合計1Gバイトまで共有できる。
フリータンクから引き出す際は、月に2回、合計1Gバイトまでという利用制限がある。パケットの受け渡しは、mineoユーザー同士のコミュニケーションの場であるコミュニティサイト「マイネ王」で行われる。引き出し可能期間は、毎月21日~末日。
また、メッセージなどのやり取りで感謝や良いアイデアに対する賞賛を伝える代わりに、自分のパケット10Mバイトを贈ることができる「チップ」機能がマイネ王に追加される。チップを贈る際は、自分の残容量の範囲内で回数無制限で、チップを受け取りは回数・容量とも無制限。どちらの機能も、マイネ王に参加中の全てのmineoユーザーが対象となる。
さらに、2015年7月より出店しているグランフロント大阪内の「mineoアンテナショップ」が12月17日よりリニューアルオープンする。リニューアルオープン後は、店頭での契約が可能となり、その場で新規申し込み、SIM渡し、mineo端末の購入などができるようになるとしている。
同社によると、mineoでは余ったパケットを家族や友人と分け合える「パケットシェア」や「パケットギフト」など、パケットを共有するサービスが好評だとしており、さらにもう一歩進化させて、全国のmineoユーザーでパケットを共有するフリータンクを提供することになったという。
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