資産管理アプリ「Moneytree」にウェブ版登場--領収書やチャットサポートの新機能も

坂本純子 (編集部)2015年12月16日 11時30分
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 マネーツリーは12月15日、資産管理アプリ「Moneytree」のウェブバージョンをリリースした。料金は無料。iOS版のMoneytreeの利用者は、同じIDとパスワードでウェブ版も利用できる。

 Moneytreeは、銀行やクレジットカード、モバイルSuicaなどの入出金履歴や利用履歴、口座残高などのオンライン明細をスマートフォンから確認できる機能を持つ。仕組みとしては、各金融機関が運営するインターネットサービス(明細照会など)を、このMoneytreeを経由してアクセスする「データアグリゲーションサービス」だ。幅広い金融機関に対応し、各社のポイントカードの残高まで一元管理できるのが特徴だ。

 ベーシックな無料プランでも、無制限の過去データを取得できるほか、11件以上の金融口座の連携、複数口座のデータの一括取得、グラフ機能および内訳閲覧機能、ポイントの期限切れなどの通知全般などが可能だ。また、広告も表示されることはない。

 アップルのベストアプリとしても選出され、使いやすさと信頼性には定評がある。これまでiOSのみでサービスを展開してきたが、2013年の4月のiOS版リリースから約2年8カ月、ようやくウェブ版が登場した。

お金の流れが一目でわかる。グラフの配色にもこだわりがある。「支出や負債は悪いことではない」とし、グリーンやオレンジといった明るい配色にしているという
お金の流れが一目でわかる。グラフの配色にもこだわりがある。「支出や負債は悪いことではない」とし、グリーンやオレンジといった明るい配色にしているという
Suicaやカードの履歴、ポイントカードまで、複数のカードをまとめて見られるのがポイントだ
Suicaやカードの履歴、ポイントカードまで、複数のカードをまとめて見られるのがポイントだ
アプリ版の経費精算機能は、スケジュールと連携できるので、プライベートか経費かの判断をつけやすい
アプリ版の経費精算機能は、スケジュールと連携できるので、プライベートか経費かの判断をつけやすい

 iOSで提供しているサービスは、ウェブバージョンでも同様に利用できる。無料の個人資産管理サービス「Moneytree」に加え、有料の経費精算サービス「Moneytree PLUS」と法人口座アグリゲーションサービス「Moneytree PRO」にも対応。ただし、Moneytree PROのみ後日搭載予定だ。

 ウェブ版の利用者は、Moneytree PLUS(1カ月600円または12カ月6000円)を3カ月間無料で体験できる。ウェブでログインし、「経費精算」の体験を承諾したあとは、アプリからも経費精算が利用できるようになっている。経費精算機能は、「サマリー」を右にフリックしていくと表示され、リストから経費として別計上したいものを選べる。アプリ版はiPhoneに入っているスケジュールを見ながら選べるので、シーンに応じてウェブ版と使い分けると便利だ。

ウェブ版のみの新機能も--チャットサポート、経費精算の強化

 なお、ウェブのみの新機能として、経費精算機能に搭載された領収書の処理機能が搭載されている。大量の領収書を処理したい場合、あらかじめPCにスキャナで読み込んでおけば、ファイルをまとめてウェブ上にドラッグ&ドロップするだけで完了する。

 また、資産管理サービスでは初めて、チャットサービスを開始する。右下に出てくる吹き出しの「?」マークアイコンをクリックすると、使用方法や不明な点など、営業時間内であればその場でサポートしてくれる機能だ。時間は10時~18時からスタートし、利用者の様子を見ながら検討していくとのことだ。

 お金の出入りが多くなる年末年始、また新たな誓いとして家計簿をスタートしようとする人もいるだろう。

 マネーツリーでは、家計簿は続かないとあきらめていた人にこそ使ってほしいという。他社のサービスで提供されている多くの有料機能は、Moneytreeでは無料で提供していると自信を見せる。なお、マネーツリーは10月にみずほ、三菱UFJ、SMBCの3大メガバンク系VCから出資を受けたことを発表している。

領収書は、ファイルをまとめてウェブ上にドラッグ&ドロップするだけで同社のクラウドサービス「Cloud Safe」にアップロードできる
領収書は、ファイルをまとめてウェブ上にドラッグ&ドロップするだけで同社のクラウドサービス「Cloud Safe」にアップロードできる
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