中国の検索大手Baidu(バイドゥ)が、自動運転バスを今後3年以内に開発する計画を発表した。
Baiduによると、新しい事業部門は、今後3年間に通勤客を無人運転で輸送できる自動運転バスの開発に注力するという。この車両の開発にあたり、5年以内に量産体制を整えることを全体的な目標として掲げている。
このプロジェクトにどの程度の資金が投入されるのか、また提携先自動車メーカーの候補はどこなのかといったことは一切公表されておらず、詳細は不明だ。提携先となるメーカーは、現在の道路法や交通安全基準を満たした自動運転バスの開発に必要な専門知識をBaiduに提供する可能性がある。
ただしReutersによると、Baiduは現在、自動運転車の研究開発で自動車メーカーのBMW AGと提携しており、同社がこの新しいプロジェクトと何らかの関わりを持つ可能性は高い。
新規事業部門の統括者には、BaiduのシニアバイスプレジデントWang Jing氏が任命されている。
このような短期間に自動運転バスを量産するというアイデアを実現するというのは、非常に高いハードルだといえる。しかし、その一方でBaiduは、2015年後半をめどに導入するとしていた当初のスケジュールからは既に遅れが出ているものの、すぐにでも自動運転車を提供開始したい考えだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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