グーグル「Pixel C」レビュー(前編)--デザインの特徴とBluetoothキーボードの長短所 - (page 2)

Xiomara Blanco (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年12月14日 07時30分

競合製品とのスペック比較

Google Pixel C Apple iPad Air 2 Microsoft Surface 3 サムスン
Galaxy Tab S2
(9.7インチ)
ディスプレイ 10.2インチ、2560×1800ピクセル解像度 9.7インチ、2048×1536ピクセル解像度 10.8インチ、1920×1280ピクセル解像度 9.7インチ、2048×1536ピクセル解像度
ピクセル密度 308ppi 264ppi 214ppi 264ppi
サイズ242×179×7mm 240×169.5×6.1mm 267×187×8.7mm 237.3×169×5.6mm
重さ 517g 437g 622g 389g
OS Android 6.0 Marshmallow iOS 9 Windows 10 サムスンのTouchWiz搭載Android 5.1.1 Lollipop
プロセッサ NVIDIA X1クアッドコア、Maxwell GPU 64ビットのA8X、M8モーションコプロセッサ 1.6GHzのIntel Atom x7-Z8700 CPU、Intel Exynos Octa 5433
(1.3GHzのクアッドコアCortex A53、
1.9GHzのクアッドコアCortex A57)
ストレージ 32Gバイト、64Gバイト 最大128Gバイト 最大128Gバイト 32Gバイト、64Gバイト
RAM 3Gバイト 2Gバイト 最大4Gバイト 3Gバイト
バッテリ 12時間42分の動画再生 未確定、さまざまな用途で約10時間 7時間41分の動画再生 12時間42分の動画再生
開始価格 500ドル 499ドル 499ドル 500ドル

美しい外観のタブレット

 Googleは一貫してASUSやHTCなどとの提携を通して素晴らしいAndroidタブレットをリリースしてきたが、Googleが独自のモデルを一から作り上げたのは今回が初めてだ。Pixel Cの外観から判断すると、同社は最初から自社でタブレットをデザインすべきだった。

 Pixel Cは陽極酸化アルミ製のフレームを採用しており、その外観はAppleのタブレットと同じくらい優雅である。しゃれたつや消し加工が施されており、滑らかで頑丈だ。大型バッテリを搭載するスペースを確保するため、Pixel CはiPad Air 2より厚くて重いが、その違いは肉眼ではっきり分かるほど大きくはない。筆者は、いずれのタブレットも長時間持ち続けても同様に快適だと感じた。

figure_2
提供:Josh Miller

 Pixel Cで最も素晴らしいことの1つが、オプションのBluetoothキーボードだ。このキーボードはマグネットでPixel Cと接続し、電磁誘導で充電される。サイズが非常に薄くて小さいことを考えると、驚くほど快適だ。メインのキーはほぼフルサイズで、tabキーとenterキーが小型化されている。文字入力は、ほかのBluetoothキーボードを使うときほど窮屈に感じない。Pixel CのBluetoothキーボードは小型だが広々としており、極めて狭い場所でも使えるだけのコンパクトさも備えている。

 キーボードをマグネットでタブレットに接続すると、Bluetooth経由で自動的につながり、Pixel Cのオンスクリーンキーボードが非表示になる。ほとんどの場合、この一連の動作で問題が生じることはなかった。プロセスが完了するまでに10~20秒を要したことは数回あったが、そのときも自動的につながったので、筆者がBluetooth設定にアクセスする必要はなかった。時々、普段より長い時間がかかることがあった、というだけのことだ。

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